深紫外線発光ダイオード(LED) 新型コロナウィルス不活化

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深紫外線発光ダイオード(LED)とは

宮崎大学は2020年5月27日、医療機器・航空機部品メーカー日機装(東京)との共同研究で、一般的な紫外線より波長の短い「深紫外線発光ダイオード(LED)」を新型コロナウィルスに照射したところ、感染力を低減させる効果が確認できたと発表した。

実験は新型コロナウィルスを含む液体をシャーレに滴下し、「深紫外線LED」を30秒照射したところ、99.9%以上のウィルスが感染力を失う「不活化」の状態になったという。

深紫外線LED照射でコロナ感染力低下、宮崎大 日機装と - 日本経済新聞
宮崎大学は、航空機部品製造の日機装と共同実験で、一般的な紫外線より波長が短い紫外線「深紫外線発光ダイオード(LED)」の光を新型コロナウイルスに照射したところ、感染力を低減させる効果が確認できたと発表した。宮崎大は病院などのクラスター(集団感染)発生を防ぐ技術として役立つとしている。宮崎大医学部と日機装の共同実証実験で...

「深紫外線LED」は日機装の空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」に搭載され、2020年1月から販売されている。

空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」については日機装㈱HPを参照ください。

深紫外線とは

理化学研究所のHPより「最短波長・高効率深紫外LEDの実現- 実用レベルDeep UV-LED -理研No. 07745, 07323, 08095」のページの中で、下記の記述がある。

紫外域のうち特に260nm程度の波長域(深紫外域)の光をさし、殺菌、浄水から医療応用にまで広がる幅広い用途が見込まれることから、深紫外LEDの開発が進められている。

理化学研究所HPより
最短波長・高効率深紫外LEDの実現 - 実用レベルDeep UV-LED - | 理化学研究所

昨今、注目されている深紫外線と呼ばれるものはUV-C波の中でも波長260nm前後の光を指しているケースが多いと考えられる。

紫外線とは

「紫外線」についてはこちらのサイトで詳しく説明しています。

併せてご参照ください。

遠紫外線と深紫外線

「遠紫外線」と「深紫外線」についてはこちらのサイトで詳しく説明しています。

併せてご参照ください。

付録 新型コロナウィルス感染症 対策グッズ

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