突然襲ってくる災害。被災状況や避難情報の確認の他、家族や知人の安否確認など、スマートフォンは有事の際には命をつなぐ大切なツールとなる。
モバイルバッテリー(パワーバンク)をはじめとするスマートフォンを充電するツールを日頃から持ち歩き、使用する事で、いざという時に備えておきたい。
モバイルバッテリー(Power Bank)

モバイルバッテリーは大小さまざまな形やデザインのものが家電量販店や通販サイトで販売されています。大きさも「手のひらサイズ」のものがほとんどで、鞄に入れて持ち歩くことが可能です。日ごろから充電をし携帯する習慣をつけておきましょう。
普段使いのモバイルバッテリーの他にもう一つご家庭用にバックアップがあるとさらに安心です。充電したモバイルバッテリーは使用していなくても少しずつ放電してしまうので、家庭用のモバイルバッテリーも家庭内で日頃から使用する習慣をつけておくといいでしょう。
乾電池式スマートフォン充電器

日常生活ではアナログ的な商品になってしまった乾電池式スマートフォン充電器だが、災害時にはこのような商品の方が使い勝手がよい。出張先や旅先で購入した物があれば捨てずにとっておくといい。停電が長期化した場合や避難所等で電源を得がたい時に役に立つ。また乾電池自体は比較的各ご家庭にストックされている場合が多く、充電器とともに長期保存もきくのでいざという時に役に立つ。
防水・防塵機能を備えていない商品が多いので、水害時などの取り扱いには注意が必要。
家庭用 ポータブル蓄電池

家庭用ポータブル蓄電池は〝在宅避難〟の際には大変心強い非常用電源となる。
お体の不自由なご家族をお持ちの方や、深夜など周囲が暗く避難所への非難が困難な場合は自宅の中の安全な場所に一時的に非難することも必要となる。その際、家庭用ポータブル蓄電池があると非常に心強い。またポータブル蓄電池は持ち運びが可能なため、災害時以外でもキャンプやバーベキューといった日常のレジャーなどでも電源として利用できる。日ごろから使い慣れておくことがいざという時のために大変重要である。
商品選びのポイント
①出力方法(使用方法)の確認(アウトプット)
家庭用AC電源(コンセント)の電源ポート(取り出し口)が2つ以上あるとよい
家庭用AC電源(コンセント)以外にもUSBの出力ポートがあるとよい
②入力方法(充電方法)の確認(インプット)
家庭用AC電源(コンセント)のほか、車のシガーソケットから充電できるとよい
家庭用AC電源(コンセント)のほか、ソーラーパネルから充電できるとよい
災害時には停電が予想されるため、家庭用AC電源以外からの充電方法が複数あるとよい
③蓄電容量
容量はスマートフォンの充電やラジオ、電気スタント用として500Wh前後あるとよい
(※緊急時の非常用電源として冷蔵庫やエアコン、テレビ、パソコン等の使用は想定しない)

その他の充電ツール
ソーラーパネル

折りたためて持ち運びのできるソーラーパネルも商品化されています。ポータブル蓄電池を併せて活用できると災害時の備えに繋がります。
手回し発電機(ダイナモ)

災害が長期化した際などにあると便利な手回し発電(ダイナモ)
USBポート付き電源タップ

是非これは揃えておきたい「USBポート付き電源タップ」
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