【消毒作業】次亜塩素酸ナトリウム/次亜塩素酸水

新型コロナウィルス感染症拡大の為、全国に発出されていた緊急事態宣言が解除され、各都道府県ごとに段階的に社会活動が再開されました。今後は感染拡大第2波への警戒が続くなか、経済活動との両立(with コロナ)を模索する取り組みが各地で続けられることとなります。

事業者は事業活動を再開するうえで、感染拡大防止のための対策が強く求められます。

そうしたことから様々な店舗・事業所等において消毒作業を行う光景をみかけるようになりました。消毒作業の際に使用されている液体の多くは希釈した「次亜塩素酸ナトリウム」であるが、一部「次亜塩素酸水」も用いられています。

「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素系殺菌剤のひとつで、「次亜塩素酸水」と同様、食品製造の分野で食品添加物(殺菌料)として活用されています。「次亜塩素酸ナトリウム」は殺菌力が強く、取り扱いも簡便であるため、食品製造現場でも多用されますが、使用にあたり注意しなければ、効果が減少したり、危険が生じたりすることがあります。以下に注意点をまとめておきます。

①液剤による手荒れ防止のため手袋を着用 ②酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生(まぜるな危険) ③殺菌効果は強力な酸化力によるもので、対象物を腐食させる ④汚れがあると塩素が有機物と反応し殺菌力が低下 ⑤加湿器などで絶対に使用しない

https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html

「次亜塩素酸水」は塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液で、殺菌効果を有し、食品添加物として指定されている。使用にあたっては、使用基準において「次亜塩素酸水は、最終食品の完成前に除去しなければならない。」とある。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)は「加湿器などで(空間)噴霧することやスプレーボトルなどで手や指、皮膚に使用することは安全性についての科学的な根拠が示されておらず控えてほしい」と呼び掛けている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012450841000.html

「次亜塩素酸水」の新型コロナウィルスに対する効果については、一部では一定の効果を示すデータも出ているが、塩素濃度や酸性度(pH)等の条件によって効果が変化しうるためまだ検証作業が続いる。加湿器等で空気中に空間〝噴霧〟しているケースも市中では見かけるが、国はそれらを含め安全性はまだ確認されていないとする立場をとっている。

一方、北海道大学(札幌市)などの組織の研究者らで構成された「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」は6月11日に記者会見を行い、次亜塩素酸水の今後の普及と正しい使い方を発表した。

その中で同会議は本来新型コロナウイルスに有効である次亜塩素酸水の普及が阻害され、感染が広まる危機感を持っており、「政府は国民の命と健康を守るため医療機関、高齢者施設などを始めとする必要な個所への次亜塩素酸水の配布と備蓄を進めていただきたい」としている。

一般社団法人 次亜塩素酸水溶液普及促進会議
次亜塩素酸水溶液普及促進会議は、新型コロナウィルス感染拡大防止に期待されている次亜塩素酸水溶液の普及と正しい使い方の啓発等を目的として設立した有志団体です。

次亜塩素酸水については下記のサイトでも詳しく説明しています。

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