パルスオキシメーターをご存じでしょうか。
血圧計などと同様、健康状態をチェックするツールとして、ご家庭にあると安心・便利な『パルスオキシメーター』をご紹介します。
パルスオキシメーター(pulse oximeter)とは、検知器(プローブ)を指先や耳たぶなどに付けて、侵襲を伴わずに脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度 (SpO2) をリアルタイムでモニターするための医療機器である。モニター結果を内蔵メモリーに記録できるものや腕時計のような小型のものもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なぜパルスオキシメーターがあると安心・便利なのか?!
パルスオキシメーターは肺炎の早期発見に有効なツールとして医療機関を中心に用いられています。昨今の新型コロナウィルスでは重症化すると多くの事例において重い肺炎症状を発症する事がわかっており、特に高齢者や持病をお持ちの方にとっては肺炎の徴候を早期に発見するという事が重症化を未然に防ぐ有効な手段の一つとなります。
ご高齢の方や持病をお持ちの方はパルスオキシメーターを活用し、定期的に血中の「動脈血酸素飽和度」を測ることで肺炎の徴候を少しでも早く察知し、新型コロナウィルスを含め、持病の重症化を未然に防ぐ予備的なツールとして期待が持てます。
パルスオキシメーターはPCR検査や抗原検査とは異なり、新型コロナウィルスの感染を判別する機器ではありません。正しい理解のもと、是非有効にご活用ください。
(2020年4月)以下、コニカミノルタ株式会社のHPの抜粋です。
「パルスオキシメーターの数値によって、新型コロナウイルスの感染判断ができる」という間違った認識が一部で広まり、パルスオキシメーターを感染予防目的のために一般家庭で購入されるケースも増えていると聞きます。
パルスオキシメーターは、病状の重症度の判断には有効で、急性呼吸不全を起こす可能性のある慢性疾患患者の日常管理や、医療機関・介護施設などでの患者・入所者の病状判断に重要な製品です。特に、高齢者や基礎疾患を持つ方々は新型コロナ肺炎重症化のリスクが高いと言われており、そうした方々に使用いただく機会を確保することが現在、重要な課題となっております。コニカミノルタでは、本当に必要な方への供給が優先されるよう、パルスオキシメーターの正しい情報をお伝えすることを目的に、本資料を作成いたしました。本資料が報道関係の皆様の一助となれば幸いです。
コニカミノルタ㈱HPより
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